Vol.41 極限状態(パート4)

 我々もまた日々ストレスに苦悩している。強制収容所のような極限状態とは程遠いとしても。そしてストレスにさらされて押し潰されるか否かの瀬戸際に立たされることもある。従って将来に目的よりむしろ目の前のことが先決問題である。それを解決しなければストレスに押し潰されてしまうのだから。

 ストレスで多いのが人間関係だ。それは現在の人間関係であるのだが、現在を考えているうちに我々の思いは次第に過去の重要な人物との関係へと及んでいく。やはり未来のことではなく過去に向かってしまう。

 それは一体なぜなのか?やはり分析が言うように現在の人間関係には過去の重要人物との関係が転じて再現されているからだろう。我々は無意識のうちに現在の人間関係に過去の重要人物像を重ねている。だからこそ我々の感情が動きストレスを感じるのだ。

 そこで我々には現在の問題と過去の問題を同時に考える必要性が出てくる。過去の人物像が現在に人間関係にどう現れているのか?そこで自分がどう感じているのか?どういう関係であったらいいのか?そんなことを現在の人間関係の中で考えていくことも大事だ。それが現在の目標であり我々に求められる宿題でもある。その目標が実現されたあとに未来の目標も定まってくるのだろうと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です