Vol.37 政権交代

 今回8/30の総選挙で政権交代が実現した。別段政治に精通している訳ではない私にも『政治の世界も選挙民も変わってきた』と思えた。特に私が興味深いのはこれまでの官僚主導ではなく政治家主導でいくという新政権の方針だ。何かウラの力によって動かされるれるのではなく何事につけても政治家自身の言葉で語り主体性を持って行動するというのはやはり新しい考え方だ。私自身『時代が変わってきた。成熟してきた』と思わざるを得ない。

 ところで後期高齢者制度が問題となっているが、それに対する怒りの声はニュースなどの報道で見る通りだ。厳しい懐事情のところにまた支出を強いられることはさらに不安をあおられることになる。そういう不安を私自身医療の現場にいて身近に感じる。今後はマニフェスト通り廃止されることだろう。

 また新厚生労働大臣が初めて同省に赴いたときの様子が印象的だった。同省側からの歓迎の拍手はなく緊張感がただよっていた。この姿がこれからの新政権と各省との関係を象徴している。また新大臣は挨拶で「これまでの膿みを出さなければならない」ということを明言した。そのときの大臣の毅然とした態度の背後には多くの人々の期待がかかっている責任の重さが感じられた。

 これから“闘い”の予感がする。新政権が各省とどう闘っていくか。逆に各省が新政権とどう闘っていくか。すなわち“闘い”ではあるけれども相手を負かすような“闘い”ではなく、その結果一段高い段階に達する“闘い”であることが期待される。何故ならそのことがわれわれ国民にとって有益になるのだから。今回私自身『政治が面白くなってきた』とあらためて感じ、今後の“闘い”の成り行きを注目している。

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